痒みの対処方法

◆かゆみの治療方法について、患者様から質問がありましたので、ご紹介させていただきます。

ただし、ここに紹介したのは一例に過ぎません。

 

さまざまな対処方法がありますので、お近くの鍼灸師に尋ねられるのも良いかと思います

 

まずは、痒みの治療に使う、ツボのご紹介

■百虫窩(ひゃくちゅうか) 膝の膝蓋骨内端から真上に3寸

■治痒 肩峰(肩の骨が張り出している部分)から真下で、脇の高さの交点

■裏内庭 足の人差し指の腹が足裏についたところ 

 

百虫窩、治痒には鍼で強めの刺激を

裏内庭には、お灸で強めの刺激を行います。

 

百虫窩、治痒は痛いところを探して、強めに押しても良いと思います。

裏内庭は市販のお灸でも良いですが、温度が高めのものが良いです。

 

鍼灸師の場合はこれらに加えて、鍼や灸を使って

肩髃、曲池、尺沢、足三里等に施術をします。

 

これは、目の痒み(花粉症)顔の痒みなどに有効です。

さらに少商に刺絡を行います。 

 

特殊な器具で皮膚に切り目を入れ、少し血液を絞り出す方法です。

アトピー性皮膚炎の施術で行いますが、長くなるので、ここでは割愛します。

 

一応、簡単にご紹介をしましたが、これだけ読んでもよく分からない、という方がほとんどだと思います。

 

ツボの取り方も難しいですしね。

かゆみにお困りの際は、お近くの鍼灸師にご相談されるのも一つの手だということをご理解いただければ幸いです。