コロナウイルスに負けないための免疫向上習慣
新型コロナウィルスの蔓延が世界中で問題になっていますが、今のところ、免疫力の強い人にはかかりにくい傾向が見られる様ですね。
勿論、手洗い、うがいなどの実践は何よりも大切ですが、それだけでは防ぎきれない部分があるし、何よりコロナウィルスの正体がまだまだ解らないことだらけ。
そんな時、私たちができるのは自分の免疫力を上げて、万一コロナに感染しても発症しない、強い免疫力を保つことです。
健康を維持するために必要な3つの要素は「食事」「睡眠」「運動」と言われてます。
中でも食事と睡眠が大切で、「病気の原因の8割は食事と睡眠」
というのが、専門学校時代に東洋医学の授業で習った話です。
逆に言えば「食事と睡眠が正常なら、8割は病気にならない」ということです。
これは明らかに正しいことです。
しかし、現役で働いている皆さんにとっては、一生懸命働くほど、これを実現するのは難しい、という事になるかもしれません。
睡眠に関しての最近の研究で、睡眠時間は6時間以下でも8時間以上でも免疫力を下げることがわかった為、睡眠時間は「7時間がベスト」と言われる様になりました。
1日6時間以下の睡眠時間だと、睡眠負債が溜まり、免疫力が低下していきます。
1日1時間足りないと、5日で5時間
要は、週に1日徹夜している様な物なのです。
いかにきついことか、お分かりいただけますか?
食事については、皆さんほとんどの方がきちんと3食食べておられるのですが、実は食事と同等以上に大切なのは飲水なのです。
私が推奨している飲水の量は、体重の数字に30を掛けた量
つまり、体重50キロなら30掛けて1500cc 80kgなら2400cc必要となるわけです。
細かい話は省きますが、要は、1日7時間の睡眠と、体重✖️30ccの飲水を最低限確保しないと、いくら薬を飲んだり、鍼灸施術を受けたり、運動したりしても、健康にはなれないのです。
その為、当院では必ず初診時に食事、飲水量、睡眠時間、睡眠の質などについて伺う様にしております。
実際、睡眠時間を確保して、飲水を増やしただけで完治してしまった耳鳴や難聴、体の不調やうつ症状などの症例が多数あり、大変重要な要因であることが再確認できました。
勿論、仕事が多忙な時、食事と睡眠を確保するのは難しいことがあるのは私も十分理解しています。
しかし、両方は無理でも、飲水は出来るのではないでしょうか?
1日1.5リットルから2リットルの水を飲む、という行為は、お金もかかりませんし、時間もかかりません。
しかも、一度に飲む必要はないので、一度にコップ1杯程度。これを1時間に1回程度飲むだけです。
これだけで健康になれるのなら、お得ではありませんか?
喉が乾かないから飲まない。という方もおられますが、喉が乾いてからでは遅いのです。
特に年齢を重ねると、体に蓄えられる水分量が低下する上に、喉の渇きを感じる感覚を鈍くなります。
喉が乾く感覚を感じる前に、習慣的に水を飲む習慣を身につけましょう。
勿論、睡眠と適度な運動も大変重要な要因です。
とは言え「そんなの無理だよ」という方。
まずは今日から飲水の習慣をつけてみてください。
免疫力を上げて、コロナウィルスに打ち勝ちましょう!