タコ、イボ、魚の目治療改良案

5年ほど前に、以下のようなブログを書きました。

未だに閲覧していただいている方が多いようで、「いぼ、たこ、魚の目」でお困りの方は多いのだと気がつきました。

以下、2014年12月のブログ内容です。

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いぼ、たこ、魚の目の違いってご存知ですか?

たこ・魚の目は同じもので、皮膚上の角質が肥厚したもの。

いぼは、疣贅(ゆうぜい)とも云われ、ウィルス性乳頭腫が正式名称です。

柔道、剣道、そして合気道の様な裸足で行う武道をしている若い人に多いと云われます。

 

これらは成因は様々ですが、歩く時に痛くて、それをかばって歩いた為に腰を痛めた、なんて話も良く耳にします。

治療の為に皮膚科に通われたご経験が有る方も多いかと思います。

 

実はこのいぼ、たこ、魚の目は灸でしかも自宅で治す事が出来ます。

もちろん、最初は診せて頂きますが、やり方さえ判ればご自宅で簡単に治療をする事が出来ます。

 

しかも、治療中に痛みが殆どなく、治療期間も1か月程で、お金も(もぐさ代程度しか)かかりません。通院しなくて良いのも楽ですよね。

 

左の写真はその一例です。小学校2年生の合気道の会員さん。

まあ、合気道で裸足で稽古していたのが原因だとすれば、私の責任もあるので、治療させて頂きました。

 

この時は6週間程で綺麗さっぱり無くなりましたが、治療開始直後から痛みは無くなり、歩行が楽に成ったそうです。

 

インターネット上にも色々お灸の仕方が書いてありますので、ご自分でされる事も可能では有りますが、ウィルス性のいぼと、たこ・魚の目は少し治療方法が違いますので、最初だけは診せて頂いた方が良いかと思います。

あと、使用するもぐさもプロ用の物でないと火傷を負う可能性がありますので、もしご自分でされたい場合は、鍼灸師に相談の上実施してください。

 

 

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5年前は、上記の様にもぐさを使った治療をしていました。

実際これで効果は十分にあったんですが、その後大きさが10円玉ぐらいとか、それ以上に大きい症例に出逢いまして、いちいちもぐさを燃やしてたんでは間に合わない、と言う方が数名おられました。

そこで、最近は鍼灸で使う、太めの線香(写真参照)を用いまして、これを直接幹部に当てるようにしました。
熱いだろう、と思われるかもしれませんが、実は患者様はほとんど熱を感じない様で、ちょっと押し付けては離す作業を10回ぐらい繰り返してようやく「少し熱い」と言われるので、少し休んで他のところを施術して、と言うのを何度か繰り返します。
合気道の道場生のお子さんにもこの方法を指導してやってもらいましたが、お灸よりも簡単で、同じ効果が出るので、最近は(ある意味手抜きですが)お灸を使わず、直接線香で熱を加えています。

ただし、市販の線香では、細すぎて、熱量が低いので、難しいかもしれません。

いぼ、たこ、魚の目治療は初回2000円で承っております。

その際に、お線香もお分けしますので、いぼ、たこ、魚の目でお困りの際は、お気軽にご相談ください。