痛みの種類とはり治療の効果(2)膝の痛み

膝の痛みは「変形性膝関節症」や「膝蓋軟骨軟化症」「靭帯損傷」などの診断を受け、長い間通院されている方が多くおられます。

 

当院に来られる患者様の中にも、主訴ではないのですが、ついでに膝も痛いんですが・・・という患者様に膝を見せていただくと、例えば「変形性膝関節症」と診断されていて、整形外科に通院してるんだけど、なかなか直らない。と云うことがあります。

 

確かに、本当に膝の骨が変形している場合もあり、その場合は鍼では劇的に改善させることは難しいのですが、大半はそうではない、と云う事実も無視できません。

 

どう云うことかと云うと、写真の赤部分で示した、「大腿四頭筋」と黄色で示した「前脛骨筋」が硬くなり、膝に負担をかけるために痛みが出ていると云う例も大変多く存在します。

 

症状としては、踵をつけてしゃがめない、正座ができない、など膝を完全に曲げると痛みが出るのですが、これは、上記2つの筋肉が硬くなり、伸びなくなっているために痛みを引き起こしている例が多いのです。

 

そのため、この部分に鍼と電気刺激を15分ほどしてあげるだけで、あっさり治ると云う例が少なくありません。

 

長い間膝痛でお困りの方、ぜひ一度当院にご相談ください。

 

その長く辛い痛みから解放されるお手伝いができるかもしれません。