ブログ:専門医が解説!東洋医学が米国で評価される理由

岐阜県の高橋クリニック院長、高橋徳医師が、「東洋医学が米国で評価される理由」という記事を書いておられましたのでご紹介させていただきます。

  

専門医が解説!東洋医学が米国で評価される理由⇒ https://j-depo.com/news/post-1431-1431.html

 

 

アメリカ国立衛生研究所のCAM(Complementary and Alternative Medicine)研究センターでは、特に鍼治療の有効性に対する研究が重要視されており、CAM研究センターからの研究費の援助により 鍼治療の有効性の検討が 全米の研究機関により なされているそうです。

 

その結果、鍼灸は皮膚や筋肉に存在する知覚神経を刺激することで自律神経系の活動に影響を与え、様々な治療効果を発揮するのではないかということがわかってきたようです。

 

また、この記事の中では「米国では成人の50%が東洋医学を受ける」という話も紹介されており、特に学歴が高い人や知識人層など時代を先導してゆくとされる人たちほど、補完代替医療(鍼灸、漢方薬、指圧、気功、マッサージ、ヨガ、カイロプラクティック等の西洋医学の範疇に属さない療法)を評価し積極的に利用しているということも明らかになっています。

ここでは、鍼灸のみを評価しているという話ではありませんが、日本に比べて、明らかに米国の方が「西洋医学以外」の選択肢について評価しているようです。

 

添付の図は「トップダウン効果とボトムアップ効果」というものについて解説したもので、

「鍼灸やマッサージなどによる、末梢の知覚神経の興奮が脊髄視床路を経由して、延髄、中脳、視床下部に伝わる。一方、瞑想,坐禅、ヨガなどは、前頭葉を刺激し、この興奮が延髄、中脳、視床下部に伝わる。延髄は自律神経のバランスをを調節し、中脳からはオピオイド、視床下部からはオキシトシンが分泌される」ということを図にしたものです。

 

 米国の国家機関も認めている東洋医学を、あなたも健康管理に取り入れてみませんか?