お待たせしました。
第3回お灸講座です。
まずは必ず覚えて欲しいツボを4つご紹介します。
場所は写真の通りです。
合谷は、親指の人差し指の間で、人差し指寄りの場所で、押して痛い所を探してください。
大衝は親指と人差し指の間で、手の合谷と同じ様な感じの場所です。
足三里は膝蓋靭帯と云うのが、膝のお皿の下に有るのですが、その両脇にくぼみが有ります。
その外側のくぼみから指四本分の横幅で下の方。
頚骨の外側で、筋肉が一番盛り上がっている辺りの少しくぼんだ部分を探してください。
三陰交は写真の様な内くるぶしから上に指四本分の横幅で上の方で、頚骨のすぐ後ろです。
それぞれの効能は以下の通り。
☆合谷:風邪の初期、疲れ目、全ての痛み(大衝と併用)、吐気、便秘等
☆大衝: 血の病、筋肉の病、目の病、全ての痛み、イライラ等
☆足三里:冷え、むくみ、悪心、呕吐、便秘、下痢、食欲不振等
☆三陰交:冷え、生理痛、婦人科疾患、疲れ、不眠、下痢、美白等
となっています。
お灸の仕方は第1回でご紹介しておりますが、一カ所につき、少し皮膚が赤く成る程度の刺激量が必要です。
なので、お灸の回数は場所によっても違いますし、個人差もありますので、気持ちのよい程度を目安に実施頂ければ結構です。
また、これらの組み合わせで、さらにいろいろな効能が有りますが、それはまた改めてご紹介させて頂きます。
第3回は以上となります。
次回をお楽しみに!