『頭痛の治し方。原因は首肩周りが9割②』

 

前回からの続きです。

 

さて、図に示した首肩周り、側頭部の筋肉たちですが、基本方針はこれらの筋肉をほぐすということになります。

簡単にいうと、肩こり治療の延長みたいな話です。

 

そんなことで頭痛が取れるはずがないと思われるかもしれませんが、事実、殆どの方がこれだけで改善しています。

 

私の場合、背面部をここに示した部分より広い範囲で刺激し、血流を促した上で、顔面部、側頭筋に対してアプローチしていきます。

方法は、電気鍼です。

 

電気鍼というのは、目的の筋肉や神経に対して、鍼を打ち込み、毎秒1回程度の断続的な電気刺激を入れる方法で、「電気を通す」と聞くと、大変怖がられる方がおられますが、人間の体はそもそも電気刺激で動いているわけですし、ピリピリとした電気を感じることはありません。

 

頭痛の症状は様々なので、実際には施術前にどの辺りに、どんな風に痛みが出るのかを確認した上で施術方針を確定します。

基本的には、背面から胸鎖乳突筋、僧帽筋を狙い、さらに、後正中線上にも神経刺激を目的に鍼を行います。

さらに、前面からは、三叉神経、側頭筋などを対象として電気張りを行います。

 

場合によっては首肩周りだけではなく、腰部、手足、腹部まで施術範囲を広げることもあります。

 

頭痛でお悩みの皆様。

病院で治療を受けても改善しない方。

お薬に頼りたくない、という方。

 

あなたの頭痛は鍼治療で根治できるかもしれません。

ぜひ一度、当院を試してみてください。

 

いぶき館はあなたの笑顔のために全力を尽くします。